●これまでの情報

以下の予報はいつも掲載している情報である。期間が限定されていないので、引き続き掲載する。

正確にはこれは地震予知情報ではない。新たな地殻変動の観測結果を複数の予知機関から入手した。内容を見ると、これまで動きがなかった立川断層、そして富士山に関する情報である。

・八王子から立川にかけてのラインが西に8センチ移動している。そのため、立川断層が西に圧縮された。

・また、八王子から立川にかけてのラインに富士山からと思われる低周波微震を観測した。

・同様に、富士山から伊豆にかけてのラインでも低周波微震を観測。微震の間隔が短くなりつつある。これは富士山が活動が増加している証拠だ。時期は特定できないが、噴火の時期は近くなっている。

以上である。今回、立川断層の異変が観測された。立川断層を震源とする地震はこれまで観測されたことはない。今回の異変は、立川断層直下地震というこれまで想定されてこなかったことが現実になる恐れを示唆するものなのかもしれない。立川断層もそろそろ注意が必要になる時期になった可能性がある。

次に、まだ予報期間内にある予報を掲載する。新しいものの順に掲載する。

●新規の予報

・南海トラフの本震が発生する可能性がある。2月6日に徳島県南部で発生したM5.0と同じ規模の地震があと2回発生すると、本震につながる可能性がある。これに相当する地震が発生するとしたら、紀伊半島、熊野灘西側を震源とするアウターライズ地震になる。いつ来てもおかしくないので、厳重な注意が必要だ。

・青森県沖では、海底の断層が震源となるアウターライズ地震が発生する可能性がある。

・この地震が発生すると、九州から西の島、 さらに関西から四国までの広い範囲で地震を誘発する可能性がある。

・中部から西日本の太平洋側でM7.0以上の大きな地震の可能性がある。