日本語力の限界が伸びの限界


伸びの条件

日本語と同じような感覚で英語を話したい
というのは多くの日本人の夢です。

しかしまず、伸びの前提として認識しなければならないことは、英会話の伸びは自分が本来持っている日本語の表現力の50%かせいぜい60%が限界で、日本語と完全に同じ水準にはならない、ということです。母国語が定まる年齢は決まっているようで、この年齢を過ぎると他の言語は、母国語とは異なる第2外国語としてしか認識されないようです。

よく中国残留孤児の方々のテレビインタビューがありますが、50年近く日本語を話す環境にいなかったにも関わらず、ほぼ完全な日本語を話す 方と、まったく中国語しか話せない方がいるのに気づきます。これには中国に残留した時点の年齢と関係があるようです。11歳から12歳に残留した方々は比 較的に日本語を話せるのに対し、この年齢より若い場合は日本語はほぼ話せなくなっているようです。

脳の言語中枢が母国語を決める年齢は9歳から12歳で、11歳が決定的な年齢になると言われています。この年齢を超えると、理屈抜きの身 体感覚で外国語を習得することは困難なり、一歩一歩頭で理解する過程を経なければ外国語は習得できなくなります。この結果、言語が身体感覚化するのは次第 に困難になり、外国語の伸びも母国語の50%から60%に制限されるようになります。この限界を突破するためには、日本語そのものの水準を上げて行くよりほかに手がありません。

これが外国語習得の宿命だとすると、英会話が実際に どこまで伸びるかは自分がどの程度の日本語を普通話しているか、また、話す力があるかに依存しているということになります。前のページで詳しく説明しまし たが、英語の表現は具体的で細かいのが特徴です。したがって英会話の伸びは、普段から具体的で細かな英語になりやすい日本語を話しているかどうかに依存し ている、ということになります。例えば、非常に限られた語彙や表現ですべてすまし、具体的な説明や細かな描写が苦手 な人だと、英会話力の限界に一気に到達し、これ以降は伸び悩みます。「あいつって、チョーとろくてチョーださいから頭くんだよね」や「まー、彼も頑張って いるからこの件はそれなりにしてあんまりとやかく言わなくていんじゃない」のように、万事がこの程度の表現力ですと、英会話はこの50%程度ですから伸び もたいしたことはないでしょう。

ところで英会話力は限界値、つまり普段話している日本語の50%から60%までは頑張れば到達します。当然、練習しだいですが、徹底的に練習するなら達成は決して不可能ではありません。

次に、会話力がどのように伸びて行くのか、初級、中上級の各レベルに分けて少し具体的に見て行きましょう。


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